本日は、暑い中、授業参観に多数お越しいただきました。
また、引き取り訓練にご協力いただき、ありがとうございました。
30年以内に70%の確率で首都直下地震が発生すると予測されてから、すでに10年が経ちます。いつ大きな地震が起きても、想定外では済まされない状況です。
今回の訓練は、大地震の発生が予想され、東京都に警戒宣言が発令されたという想定で実施しました。地震が発生する前に、子供たちを安全に保護者の皆様のもとにお渡しする訓練です。
災害が起きたとき、学校は子供たちの命と安全を全力で守ります。
けれど、地震などの災害はいつ起こるかわかりません。登下校の途中かもしれません。外で遊んでいるときかもしれません。家に一人でいるときかもしれません。
自分の命を自分で守ることが必要です。命を守る行動を一人ひとりが迷わすにとることが大切です。そのために日頃から「考える避難訓練」に取り組んでいます。
児童が学校にいて、震度5弱以上の地震が発生した場合、学校はできる限りの安全を確保してお子さんをお預かりします。
保護者の皆さんもまずは、ご自身の命と安全を守る行動をとってください。
学校の状況はホームページ、ブログ、H&S などで随時お知らせしますが、それができない状況も想定されます。報道等の情報にも注意していただき、ご自身の安全を確保したうえでお子さんを迎えに来てください。
この訓練を機会に、災害が起きたときにどうするのか、様々な状況を想像しながら親子で考えてみてください。話し合ってみてください。
今できる準備を、後回しにしないことが大切です。
家庭で、学校で、地域で、子供たちに命を守るための知識を、経験を、そして考え判断する習慣を身に付けさせていきましょう。