3年生 社会科見学

 よく晴れた小春日和、3年生は社会科見学に出かけました。

1台のバスにみんなで乗り込み出発です。子供たちの顔からはうきうきした様子が伝わってきます。
はじめの見学先は、鹿浜のスーパー堤防の上にある「足立区都市農業公園」です。
長屋門、古民家を見学して記念撮影。そのあとは堤防の上に出て、荒川と新芝川が合流する水門付近の様子を見学しました。
新芝川の向こうは埼玉県川口市、荒川の対岸は東京都北区、清掃工場の高い煙突が見えます。少し先には、荒川と隅田川が分かれる岩渕水門(青水門)も見えました。
少し河川敷に下りて、ちょうど花盛りのコスモス畑の中を歩きました。
畑の葉や茎を見ながら、「なあんだ?」と訊くと「ダイズ!」「ニンジン!」「ネギ!」「サトイモ!」と元気に答えていました。思ったよりよく知っているなと感心しました。
稲を刈ったあとから再び葉と茎が伸び、わずかな稲穂が頭を垂れていたのですが、それは、・「???」「ムギ?」・・・わからないようでした。
五色桜の紹介や昔の農機具の展示にも目を輝かせていました。



元渕江公園にある「足立区生物園」にやってきました。
係の方から説明をいただいた後、園内へ。今日は比較的すいていたので、みんな自由に見学して回りました。「きらめくゴキブリ展」も開催中で興味津々の子も。
ピラルクの「餌やり」は、大迫力でした。

元渕江公園の芝生で昼食。それぞれにグループを作ってシートを広げ、嬉しそうにお弁当を開いていました。
食べ終わった後は、元気に走り回って遊んでいました。

最後の見学先は「宇佐美農園」さんです。

はじめに小松菜おじさん、宇佐美さんから、足立区で生産されている野菜について、小松菜についてお話をうかがいました。たくさん質問をしながら、熱心に聞いていた3年生です。
作物を育てるのに大切なもの。土も、日光も、水も、肥料も、もちろん必要ですが、大切なのは「愛情」と教えていただきました。宇佐美さんは毎日、小松菜たちに足音を聞かせ、様子を見て世話をなさっているそうです。
「足音を聞かせる」素敵な言葉です。子供たちに「足音」を聞かせてやれる大人でありたいものです。
小松菜の収穫を体験させていただきました。愛情のたっぷり込められた新鮮な小松菜、是非ご家庭で味わってください。

無事に学校に戻ってきました。見学したり、話を聞いたり、みんなで道を歩いたり、ひとつひとつに子供たちの気づきや成長が感じられました。
学びの多い一日になりました。朝早くからお弁当の用意など、ご協力ありがとうございました。

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